車を長く安全に乗るための失敗しない中古車選び(下見編)

前回に引き続き、失敗しない中古車選びのお話をしたいと思います。

 

選択編

 

検索編

 

と読んで頂いて、中古車の買い方がわかってきたと思います。

 

ここまできたら、次は実際に行動に移して、購入までこぎつけましょう!

 

失敗しないために購入前の注意点

 

検索をして、良い車が見つかり、いざお店まで見に行きます。

 

中古車を見ずに買うのは本当にオススメしません!なぜなら、実際見ないとわからない不具合や、キズなどは、何かしら出てきます。

 

故障なら、保証で見てくれますが、キズや凹みは納車した後に気づいても手遅れです!後から気づくと何も言えません。

 

なので、遠方で買う場合も一度は実物を見に行って、チェックをして、試乗もさせてもらえるといいと思います。

 

チェックする6つのポイントとは

 

いいと思った車が見つかったら、実際に見に行って確認しましょう。

 

その時に見ておくべきチェックポイントは

 

その1.外観見た目をチェック

 

  • エンジン周りやドアなどに均一でない隙間がないか
  • 凹みやキズがないか
  • 塗装の色の違いやムラがないか

 

これらがあると、修復歴や事故車になります。

特にエンジン周りは、重大な事故で不具合も起きる可能性もあるので、購入は見直したほうがいいです。

 

その2.内装のチェック

 

  • 天井、メーター部分など通常の乗り方をしていて、汚れないところがよごれていないか
  • タバコの臭いや、灰皿の使用はないか
  • 水没車の形跡はないか
  • ゴム類の劣化がないか

 

通常汚れないところが汚れているのは事故車の可能性もあり、水没車の可能性もあります。

調べ方として、シートベルトを伸ばし、シミのようなラインがないか確認したり、車内に入った時に雑巾のような臭いがしないか確認します。

 

その3.電気類のチェック

 

  • エアコン、パワーウィンドウ、ナビ、オーディオ、電動ミラーなど、基本装備が正常に動くか
  • 全てのスピーカーから音が出ているか
  • ウィンカー、ハザード、ヘッドライト、テールランプが正常に点灯するか

 

電気が通っている全てのものをなるべくチェックしましょう、正常に動かない場合、漏電や故障の可能性があり、大きな事故や、後から高額の修理が必要になる可能性もあります。

 

その4.エンジンをチェック

 

  • ライトを付けて、暗かったりしないか
  • オイル交換など、しっかりされているか、記録簿やオイル交換ステッカーを確認する
  • 異音やベルトの鳴き音、マフラーからの黒煙や異臭がないか
  • エンジンに油が付着していないか

 

ライトが暗い場合、バッテリーが弱っている可能性があるので交換してもらいましょう。

バッテリーを新品にしてくださいと遠慮なく言えば交換してくれるはずです。

記録簿がしっかりつけてある車であれば、大切にメンテナンスされていた車なので、安心できます。

黒煙や異臭が、エンジンの油付着は部品の劣化からきているので、ほかっておくと酷くなっていきます。

購入前に修理してもらいましょう。

 

その5.ブレーキ、ハンドルのチェック

 

  • サイドブレーキをかけたままシフトをドライブにして前に進まないか
  • エンジンをかけて、ハンドルがスムーズに右左に回せるか
  • 運転時に直線でハンドルが左右どちらかによっていかないか
  • ブレーキパッドは3ミリ以上あるか

 

ハンドルの左右のズレと、ブレる場合、タイヤの磨耗も早くなることもあります。運転にも危険が伴うので、点検修理してもらいましょう。

ブレーキパッドもホイールの隙間から確認し、しっかり厚みがあるか見るのを忘れないようにしましょう。

後から思わぬ出費が増えてしまいます。

 

その6.お店をチェック

 

  • 店舗名をネット検索して、過去に悪いことがないか
  • 整備工場があるか、もしくは提携先はどこか
  • ネットで見た情報と、実際の店舗、車に違いはないか

 

事前にレビューを見て購入した人の声はネットにもあると思います。

 

その中でも、ニュースになった記事などないかは見ておくと安心です。

 

整備工場が備え付けかなければどこに出しているのかは聞いておきましょう。

 

今後購入した店舗で整備なりをしてもらったほうが何かと得点も付く場合がありますし、しっかりと整備もしてくれるか、安心して車を預けられるか確認しておきましょう。

 

契約前に知っておくべき事

 

車を買う前にこれだけのチェックポイントがあります。

おさらいすると、

 

1.外観見た目をチェック

2.内装のチェック

3.電気類のチェック

4.エンジンのチェック

5.ブレーキ、ハンドルのチェック

6.お店をチェック

 

これだけ、しっかりと見ておけば、ある程度は問題なく車検まで乗れるのではないでしょうか?

 

中古車なので、必ずどこかは引っかかるポイントは出てくると思います。

 

自分で見れる範囲は見て、この人わかっているなとお店側が思うだけでも、慎重に対応してくれるようになります。

 

これは、クリアできて当たり前のポイントになるので、是非覚えておいてください!

 

チェックポイントもクリアした、いざ買うぞという前に、次回は契約についてお話ししたいと思います。

 

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